• 世界のタケダランチタイム Vol.01
世界のタケダランチタイムVol.01

“世界規模の視点”で
薬を開発して患者さんに届ける
グローバルリーダーを目指して。

EU Regulatory Lead, Oncology山下朋子
“世界規模の視点”で薬を開発して患者さんに届けるグローバルリーダーを目指して。 “世界規模の視点”で薬を開発して患者さんに届けるグローバルリーダーを目指して。

世界で活躍するタケダの従業員のランチタイムにお邪魔をして、海外で活動する様子を伝える
「世界のタケダランチタイム」。今回はスイスのチューリッヒで働く山下朋子さんに現地での働き方や
現地の文化についてお話しいただきました。

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山下さんはチューリッヒでお仕事をされていますが、
どのような街ですか?

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チューリッヒ中心部は、美しい中世の街並みを色濃く残した活気のある都市です。
海がなく湖しかありませんが、中心部から少し離れると、遠くにアルプスの山々を背景とした牧歌的風景が印象的です。
子供だけでも電車に乗ることができる治安の良い場所です。

q

ヨーロッパの石畳と自然が調和した景観での暮らし、素敵ですね。

a

はい。隣接するドイツ、フランス、イタリアの食文化に影響を受け、地域によって様々な特色のあるスイスのグルメも楽しめます。野菜や果物は国内で生産しているものが市場で手に入るので新鮮でおいしいです。
また、酪農が盛んで、チーズ等の乳製品はスイスの伝統的な食文化の一つだと思います。
スーパーで乳製品用の広いスペースを最初に見たときには驚きました。

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チューリッヒで仕事をされるようになった経緯について
教えていただけますか?

a

私は新卒で入社してからR&Dの開発部門でキャリアをスタートし、日本国内の医薬品開発に関する業務は一通り経験してきました。
キャリアを振り返った時に、「医薬品の世界規模の視点から、日本国外にはどのような課題があるのか?」と、日本で働いているだけでは気付くことができないような部分が気になるようになりました。
日本以外で経験を積みたい旨を上司に相談し、様々な方のサポートを受けて、チューリッヒへ転籍することになりました。

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チューリッヒで、山下さんはどのような業務をされていますか?

a

現在は、オンコロジー領域で、担当する医薬品 の適応症を広げるための準備をボストンのチームと進め、EUの規制当局(EMA)との議論をリードしています。

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海外のタケダに転籍するにあたっての迷いや葛藤・不安はありましたか?

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視野を広げたかったので迷いはなかったです。
タケダではグローバルに活躍する外国人も多く、日本人の自分自身もチャレンジしようと思いました。

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海外で業務する上で文化の違いを感じたことは?
大変だったことはありますか?

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チームに恵まれ、色々と教えていただける環境があるので業務面で大変だったことは特にありません。日々、ダイバーシティ(多様性)を体感しています。
「日本(外国)から来た」と伝えても、特別扱いを受けることはありませんし、距離を置かれるようなこともなく、外国人を受け入れるハードルが低い印象でした。
仕事の中で多くの方に助けていただいたり、チャンスを頂いたりしているので感謝の気持ちが大きいです。
自分のバリューを示し、チームへ貢献したいと考えています。

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チューリッヒでの業務で難しいと感じた点はありましたか?

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各国のプロセスを理解するのに苦労しています。それぞれの国の担当者と連絡を密にとり、丁寧に確認するように努めています。
また、言葉の壁を少しでも低くするために、会議前に資料に目を通すなど、事前準備をするようにしています。
コミュニケーション面では、自分の考えをしっかりと伝えることの重要性を改めて感じました。こちらが質問したことに対しては、しっかりと説明してもらえますが、黙っていると理解した、合意したと思われてしまうので、気を付けています。

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海外での業務は、ご自身の仕事観に何か影響はありましたか?

a

「グローバルで薬を開発する」ということが、どういうことなのか、理解できてきた気がします。
日本では、日本のことだけを考えていれば良かったのですが、こちらではEUの規制当局(EMA) の審査を参照しながら並行して業務を進める国が多数あるため、そのような国のサポートも行っています。関わる国の数が圧倒的に増えました。

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今後、山下さんが目指している姿はありますか?

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一言で言うなら「グローバルリーダー」になりたいと思っています。
グローバルで医薬品の承認を取得するためには、各国の規制要件を理解し、各国の規制当局と議論を重ねながら開発を進めなければなりません。
同じデータを提出しても、当局によって見解が異なる可能性があるということを考慮し、広く受け入れられるような開発戦略をたて、タイムラグなく、よりスピード感をもったグローバル開発を目指していきたいです。

“複数の国や地域”を考慮し、一人でも多くの患者さんに薬剤を届けるためのマネジメントを総合的にこなせるようなグローバル人材になり、患者さんがいるところへ、しっかりと薬を届けていきたいです。

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最後にチューリッヒで働く、山下さんにとって「世界に尽くす」とは?

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どうしたら、世界中で承認を取ることができるか?
どうしたら、世界中の患者さんに薬を届けることができるか?を日常の業務の中で考えています。
日本だけではない、米国だけではない、患者さんがいるところは全てに。
“世界中に薬を届ける”ために知恵を絞り、自ら行動することが“尽くす”ということだと思います。

PROFILE

山下朋子

EU Regulatory Lead, Oncology
Global Regulatory Affairs Oncology 所属。日本開発センター薬事部にて、オンコロジー領域の早期開発品目、及び再生医療等医薬品の日本開発戦略立案に携わった後、2022年3月にTakeda Pharmaceuticals International AGへの転籍を決断。現在はオンコロジー領域の製品のヨーロッパ薬事業務に従事。

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