• 解説タケダ図鑑 Vol.02

解説タケダ図鑑Vol.02

製造拠点での環境への取り組み ─

タケダ レシーヌ工場の
水のリサイクルプロジェクト

タケダでは、地球規模の課題の解決につながる持続可能な事業戦略を維持していくことで、「世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献する」という約束を掲げています。その約束を実現するための環境への取り組みのひとつとして、ベルギーのレシーヌ市にあるタケダの製造工場で進めている、水のリサイクル事業をQ&Aで紹介します。

タケダ レシーヌ製造工場とは
1972年に建設されたタケダの世界30以上の製造拠点のひとつで、血漿分画製剤を世界80カ国に供給している。
Q.1

レシーヌ工場で水のリサイクルが始まったのはいつ?

A.

取り組みを始めてから5年以上

水資源の消費量を減らす取り組みを始めてから5年以上が経っています。2021年にベルギーで水のリサイクルシステムを開発しているイノベーション企業(Ekopak社)と提携し、ウォーターリサイクルステーションを導入してから、水資源の消費量のさらなる削減を目指しています。

5年以上
Q.2

2021年に導入した水リサイクルシステムとは?

A.

廃水を浄化して純水にリサイクル

ウォーターリサイクルステーションは、水資源の消費量を削減するだけでなく、雨水や廃水を浄化して純水にリサイクルし、再利用するシステムです。この革新的な技術により、大規模な水資源の消費量の削減を実現します。

ウォーターリサイクルステーションでの水の再利用(2021年4期の状況)
Q.3

レシーヌ工場で使用する水の総量は?

A.

1年間で約 700,000m3(25mプールで 約1,300個分)

敷地面積18,000m2を有し、365日稼働しているレシーヌ工場が使用する水は、1年間で約700,000m3(25mプールで約1,300個分)にもなり、レシーヌ市の人口20,000人が使用する水の量に匹敵しています。大量の水を消費するレシーヌ工場にとって、水資源の消費量削減は重要なプロジェクトとなります。

25mプールで 約1,300個分
Q.4

どのくらいの水がリサイクルできるの?

A.

2023年までにレシーヌ市の総人口の
年間水使用量の90%をリサイクル

これは、廃水および採石場用水を再利用することで実現可能になります。現在は、75%の廃水をリサイクルして使用しています。

Ekopak社のシステムで都市用水の約90%をリサイクル
Q.5

今後、レシーヌ工場が目指している水の削減目標は?

A.

2025年までに都市用水の使用量を90~95%削減

2021年のウォーターリサイクルステーション導入で廃水処理場から川に流される水のうち75%を再利用しており、都市用水の使用量を60%も削減することができました。2023年には採石場用水の再利用をスタートし、これにより都市用水の使用量を90%まで削減できる見込みです。2025年には、90~95%を削減することを目指しています。

都市用水の使用量を90~95%削減
Q.6

他にも進めているプロジェクトは?

A.

レシーヌ工場では2030年までにカーボンニュートラルを目指す

水のリサイクルは、天然資源を維持・保護するための幅広い取り組みの一部です。レシーヌ工場では、すでに100%再生可能な電力を購入しているほか、2021年に8,000枚の太陽光発電パネルを設置し、さらにこの3年で新たに8,000枚設置する予定です。2030年までにカーボンニュートラル(二酸化炭素排出量を全体としてゼロにする)の実現を目指しています。

太陽光発電パネルを設置
Q.7

地球環境の維持にさらに貢献するためには?

A.

工場内の生物多様性を保つ活動も推進

レシーヌ工場では、エネルギー効率を体系的に監視するために、蜂の巣や池の設置、エコを意識した建物の建設などを行い、工場内の生物多様性を保つ活動も行っています。タケダでは、このようなレシーヌ工場での実績を含め、世界中の各拠点でも地球環境の保護と維持を目指していきます。

エコを意識した建物の建設蜂の巣
COLUMN

従業員とともに地域貢献にも取り組む

画像:従業員とともに地域貢献にも取り組む

タケダとEkopak社は、2021年3月の「世界水の日」を記念して、Water.orgを通して、途上国の1,200人に飲料水の共同寄付を行いました。1,200人は、レシーヌ工場の全従業員数に相当します。

水のリサイクルプロジェクトをダイジェストで紹介

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